古布を活かすデザインを雑誌で見つけ、このデザインに合わせる布をあれこれ考えました。着物地の布幅をそのまま使った簡単な製図ですので、布次第で面白くなったりするだろう！？という事で、昨年から使い続けている手ぬぐいを集めました。今回も薄めた柿渋で染めたり色々手を加えた布を繋ぎ、結果楽しい一枚になったと思います。もう一つ、このブラウスのポイントは後ろ身頃と袖の部分に使用した布は、昔の帯芯です。新品の物と違い、いい具合に糊も落ち柔らかくなっています。手ぬぐいと一緒に染めましたので色のトーンもピッタリです。サイズ＝着丈（前身頃）５５㎝　　　　　　　後ろ身頃）６２㎝　　　　　　　身幅（平置き）５９㎝　　　　　　　裄（背中心～袖先、あで）４８㎝（袖丈の参考になります）　　　　　　　肩幅　１１，５㎝　袖丈　１７㎝　＊肩幅が広めですので記載の袖丈は、あまり参考になりません。 一番気に入っているエンジの柄の手ぬぐいを中心に文字や絵等々、やはり手ぬぐいは面白いです。 襟ぐりは自然なU型です。あまり広い開きではありませんので後ろにワンボタンを付けてあります。 洋服の素材として初めて帯芯を使ってみました。固くもなく肌ざわりも悪くない…今後も使える素材の仲間入りです。着丈は後ろ身頃の方が７㎝ほど長くなっています。 広げて上から見ますと正にT型です。肩下がりもありませんので、体にフイットするものではなく四角い布を被って着る！？感じかもしれません。