正勇作のタナゴ・小鮒竿です。正勇は4代目東作の高弟であった東正のお弟子さんで、東正の塗り仕上げを主に担当されていた竿師さんです。本竿は口部は落ち着いた紅・金・茶漆の研ぎ出し塗りが施され、材も良く2節揃えでの作りとなります。又10継と7継で使えるように、7継竿尻に化粧塗りが施されてた優れものとなります。5番竿尻の差込黒漆部エッジにピン傷程度の漆剥がれがある程度で、目立つ傷や使用感は有りません。勿論口部の不具合や穂先折れ等もありません。細身で柔らかな調子ですので、カネヒラ等大型のタナゴ族や小鮒釣りに良い竿です。仕様は10継・3本仕舞、仕舞寸法　約36.5㎝、10継使用時：全長約3ｍ、重量約71ｇ、7継使用時：全長約2.07ｍ、重量約20ｇとなります。付属は口栓・竿袋（銘はあります。書き込み等はマジックで消しております）と完品の状態です。元々が高額な竿で多少高めの出品となりますので、和竿にご理解のある方にお勧めの逸品です。同時に他の和竿も出品しております。合わせてご購入いただく場合は、事前にお声掛けください。お値引きさせていただきます。今回が最終価格につき、お値下げはできません。売れなければ、せっかくなので海外の友人へのプレゼントとし、日本の素晴らしい文化を知ってもらおうと思っております。#t江戸和竿