ご覧頂きありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。Libertad＝「自由」の名を持つメキシコのリベルタード金貨は、 1981年から発行され、 翌年からは銀貨も発行されるようになりました。 コインには、 メキシコ市にある独立記念碑から取られた天使（勝利の翼を広げる女神）、 その背景には、 市郊外にそびえるイスタシワトルとポポカテペトルと呼ばれる２つの火山が描かれています。 発行当時は、 独立の象徴である天使が正面を向いていましたが、 1996年の銀貨から横を向く姿になりました。 表面デザインは、 サボテンに乗って蛇を銜えたワシの図柄で馴染み深い国家紋章を、 文字のない時代に描かれた古文書、 メンドーサ絵文書の巻頭中央に描かれたワシなど、 メキシコ史を通じて使用されてきた10種の紋章が取り囲みます。 〈独立の天使/独立記念碑〉独立記念碑は、 1902年1月3日ポルフィリオ・ディアス大統領によって起工され、 1910年9月16日に独立戦争勃発100周年を記念して設立されました。 記念碑の台座には、 独立戦争の英雄８人の遺骨が埋葬されています。 この記念碑が意味するのがメキシコ人のスペイン支配からの自由で、 その〈自由〉が女神の形をしていることから、 コインは〈リベルタード〉と名付けられました。 この女神像は、 ギリシャ神話に登場する翼を持つ勝利の女神“ニケ”がモデルとなっています。 〈２つの火山〉メキシコの火山はメキシコの中心にそびえており、 おおよそメキシコ市の南西40マイル（約64キロ）のところにあります。 これらの山々は古くから、 メキシコの詩作、 文学、 絵画活動に大きな刺激を与えて来ました。 コインに描かれた２つの火山の一方、 イスタシワトルは〈眠る女〉を意味し、 もう一方のポポカテペトルは〈熱い戦士〉を意味しています。#平成#コイン#記念硬貨#貨幣セット#プルーフ#ミント#記念#コレクション#貨幣#昭和#令和